お店のブログ

花美

厚木市

2007年10月の投稿

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以前も書きましたが、絶望的に方向音痴なワタクシは、余程のことがなければ配達ということはしないのですが(道に迷って店に電話すると「近く目印のものは何が見える?」と聞かれて、「ローソンです」と言ってしまうトンマなワタクシ・・・)そんなワタクシでも8年間毎週配達し続けている大切なお客様がいらっしゃいます。愛着をこめてそのお客様を「佐野チン」と呼ばせていただきますが、その佐野チンのお宅には9歳になる「パインちゃん」というヨークシャテリアがいます。

元来、ワタクシという人間は「お子ちゃま、ご老人、動物」のゴールデントリオにはとても好かれ、同世代の、しかも自分的には「どストライク」な殿方には完全シカトされてしまう健全かつ可哀想な女人ですが、この人見知りだという彼女(パインちゃんはメスです)にいたっては・・・興奮しながらオシッコ・・・ハァハァしながら腹出し・・・ジタバタしながら決めポーズ・・・の3点セットで毎度毎度熱烈歓迎・・・嬉しいような情けないようなフクザツな心境です。佐野ちんの話によると、ワタクシのお邪魔する曜日が彼女にはわかっているらしい・・・との事。ワタクシが伺う2日前に必ずこなすスケジュールが佐野チンにはあって、それを目安に彼女はワタクシの来る日を判断しているようだ・・・というのです。つまり、彼女には「数」の概念があり、「数」を数えることができるのかも知れない、というのです。まさにファンタスティック!!エクセレント!!犬とはこんなにも賢いのか!!と叫びたくなります。

しばしパインちゃんとの夢にひとときを過ごした後、「それじゃ、帰ろう」と車のキーのチャリチャリが聞こえると、彼女も短い足をジタバタ。情景反射、まさに「パブロフの犬」なのです。

生き物、特に小動物との関わりは、ワタクシのような花屋にとってそれはまるで花を扱う時の、甘く切ない心持によく似ています。人に安らぎと幸せを与え、人よりもはるかに儚く、健気で潔い生き方。花と小動物はなんだかよく似ています。

天才パインちゃんも、いよいよ来年は10歳を迎えます。人間と散歩とお風呂が苦手なパインちゃん。長生きしてもらいたいので、ダイエットのために少しはお散歩してやせてくださいね。

 

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本日のお稽古は花美の店内で行いました。流木を使ったアレンジメントです。上手ですよね。お二方ともワタクシよりもベテランさんなのです。・・・まぁ、お店のお向かいさんの奥方と、オーナーの自宅のご近所の奥方なのですが、お二人はお友達同士、花美の創業当時からの大切なお客様です。

このブログを読んでくださっている方はもうお気づきでしょうが、そもそも当店は駅前の、それこそ立地条件に優れた場所に存在しているという訳ではないので、当店にご来店くださる方のほぼ100%に近いお客様は、我が店を目指してお越しになります。・・・なので、大体のお客様は通り一遍・・・というわけにはいかず、椅子に座って歓談したり、店内の猫目当てにおこしになったり、初めて会うお客様同士が世間話をしながら花をお買い求めいただく、ちょっと不思議なお店なので、お一人あたりの滞在時間がわりと長いお店のように思えます。さらに、お稽古を店内でやる、となればなおさらで、今回お越しいただいたお二人も3時間以上5時間未満、オーナー夫妻とともに出勤し、お昼を食べてお帰りになったりすることも・・・でも、オーナーの奥方ミッチャンはなんだか嬉しそう。

「しーちゃん、あの花もおまけしてあげて。」                         「しーちゃん、あの花も入るんじゃない?」                                「しーちゃん、あの花も入れてあげて。」                             「しーちゃんお昼だよ。八仙閣の坦々麺ご馳走してあげたいから注文して。」

ミッチャン、どうでもいいのですが、お稽古代の¥3000は固定です。ワタクシはどう考えても予算オーバーのように思えてなりません。ミッチャンの気持ちは解りますが、これではお宅の壊れた冷蔵庫を新しく買い換えることも、いくらチャンネルを変えても画面から砂嵐が消えないテレビを新しく買い換えることも、ずっと出来ないような気が致します・・・。

でも、最近これでいいのかもしれないと思えるようになりました。                  

これが花美、これぞ花美。みんなが喜んでくれれば良いじゃない!貧乏万歳!清貧万歳!come come welcomeよぉ!

・・・なんて、オーナー夫妻の魂の叫びが聞こえてくるようです。