2007.10.04
以前も書きましたが、絶望的に方向音痴なワタクシは、余程のことがなければ配達ということはしないのですが(道に迷って店に電話すると「近く目印のものは何が見える?」と聞かれて、「ローソンです」と言ってしまうトンマなワタクシ・・・)そんなワタクシでも8年間毎週配達し続けている大切なお客様がいらっしゃいます。愛着をこめてそのお客様を「佐野チン」と呼ばせていただきますが、その佐野チンのお宅には9歳になる「パインちゃん」というヨークシャテリアがいます。
元来、ワタクシという人間は「お子ちゃま、ご老人、動物」のゴールデントリオにはとても好かれ、同世代の、しかも自分的には「どストライク」な殿方には完全シカトされてしまう健全かつ可哀想な女人ですが、この人見知りだという彼女(パインちゃんはメスです)にいたっては・・・興奮しながらオシッコ・・・ハァハァしながら腹出し・・・ジタバタしながら決めポーズ・・・の3点セットで毎度毎度熱烈歓迎・・・嬉しいような情けないようなフクザツな心境です。佐野ちんの話によると、ワタクシのお邪魔する曜日が彼女にはわかっているらしい・・・との事。ワタクシが伺う2日前に必ずこなすスケジュールが佐野チンにはあって、それを目安に彼女はワタクシの来る日を判断しているようだ・・・というのです。つまり、彼女には「数」の概念があり、「数」を数えることができるのかも知れない、というのです。まさにファンタスティック!!エクセレント!!犬とはこんなにも賢いのか!!と叫びたくなります。
しばしパインちゃんとの夢にひとときを過ごした後、「それじゃ、帰ろう」と車のキーのチャリチャリが聞こえると、彼女も短い足をジタバタ。情景反射、まさに「パブロフの犬」なのです。
生き物、特に小動物との関わりは、ワタクシのような花屋にとってそれはまるで花を扱う時の、甘く切ない心持によく似ています。人に安らぎと幸せを与え、人よりもはるかに儚く、健気で潔い生き方。花と小動物はなんだかよく似ています。
天才パインちゃんも、いよいよ来年は10歳を迎えます。人間と散歩とお風呂が苦手なパインちゃん。長生きしてもらいたいので、ダイエットのために少しはお散歩してやせてくださいね。
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